臓器移植法改正案:本格審議入り 3案巡り激論、合意は不透明
臓器移植法改正案の国会審議が21日、衆院厚生労働委員会の臓器移植小委員会を舞台に本格的に始まった。世界保健機関(WHO)が5月の総会で海外での移植を原則禁止するガイドラインを示す可能性が高まる中、日本国内では認められていない14歳以下の臓器提供を早期に実現させることが狙いだ。>>続きを読む
子供の心臓移植を海外に頼らざるを得ない現状に、不満の声は強い。雨宮氏は「各国も提供者不足が深刻で、今後の渡航移植は困難になる」と法改正を要望した。しかし、小児科医の田中英高・大阪医大准教授は、脳死判定後に自発呼吸が戻る「長期脳死」の例などを示し、「小児の脳死判定には限界がある」と述べたらしい。やっかいな話ですね。